基本的には無料

Googleスプレッドシートは基本的には無料ということになります。まずExcelですが、当然ながら有料のソフトです。Officeのプレインストールされたパソコン、Officeのパッケージを購入したり、クラウドサービスであるOffice 365を契約することで利用することができます。
これに対して、Googleスプレッドシートの場合は、Googleアカウントさえ持っていれば、基本的には無料で利用できるのです。これがExcelとの最大の違いでしょう。ただし、マイクロソフトのOfficeに相当する「G Suite」という企業向けのサービスを利用する場合は料金がかかります。
表計算ソフトとしてのGoogleスプレッドシートの実力は、おそらくビジネスで十分活用できるレベルだと思います。
では「Excelとどっちがいいのか?」と思いがちですが、実際には、両者は排他的ではありません。Excelは最も実績あるソフトで、仕事はもちろんですが、他社とデータをやりとりする際も絶対必要になります。つまり、Excelのスキルは間違いなく必須です。
一方のGoogleスプレッドシートは、どこからでもアクセスでき、共同編集もできます。クラウドのメリットそのもので、この点を活かすならGoogleスプレッドシートは最適ということになります。これからは「Excelだけ使えれば十分」とはならず、両方を上手に活用するのがいちばんいいやり方になるでしょう。